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M-Review

【特集 骨代謝マーカーⅢ】

TOPICS 骨質マーカーの可能性

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掲載誌
THE BONE Vol.26 No.4 57-66, 2012
著者名
斎藤充 / 丸毛 啓史
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 骨・関節
診療科目
整形外科 / リウマチ科 / 産婦人科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科
媒体
THE BONE

骨密度や骨質規定因子のなかでも微細構造および石灰化度は骨リモデリングに制御されるのに対し, 骨の材質特性を規定するコラーゲンの分子間架橋形成は, 骨リモデングとは独立した機序, すなわち細胞機能の善し悪しや酸化ストレス, カルボニルストレスあるいは糖化のレベルといった骨基質を取り巻く環境によって制御されている. すなわち, 骨質は骨リモデリングによってのみ規定されるのではなく, リモデリングとは独立した機序で制御されることから, 骨の材質劣化を評価するマーカーの確立が必要である. 骨コラーゲンに終末糖化産物であるペントシジンを代表とするAGEs(advanced glycation end products)が形成されると骨の脆弱性は高まる. 尿中や血中のペントシジン高値や, 骨コラーゲンの異常を惹起するホモシステイン高値は, 骨質劣化を評価するサロゲートマーカーとして, 骨折リスクの評価や椎体骨折の高度圧潰のリスク因子, そして治療薬の選択にも役立つとするエビデンスが集積されてきた.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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