本文へ移動
M-Review

【特集 痛風をめぐる諸問題】

TOPICS 痛風関節炎の分子メカニズム

購入する

販売サイト「MeReBo」へ


掲載誌
THE BONE Vol.26 No.3 71-73, 2012
著者名
赤星透
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 骨・関節
診療科目
整形外科 / リウマチ科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科
媒体
THE BONE

代表的な結晶誘発性急性関節炎である痛風関節炎においては, 析出した尿酸塩(MSU)結晶が貧食細胞に取り込まれ, 細胞質内に分布する自然免疫機構であるNLRP3インフラマソームの作用によりIL-1β産生が誘導される. 放出されたIL-1βは, IL-1受容体に結合してさまざまな炎症関連分子の産生を誘導し, 急性関節炎が惹起される. 「はじめに」痛風関節炎は, 高尿酸血症を基盤とし, 尿酸塩(monosodium urate monohydrate:MSU)結晶が関節腔内に析出して好中球の浸潤・活性化を誘導することにより惹起される急性関節炎である. 尿酸は生体内に多量に存在するにもかかわらず, 尿酸が結晶化すると急性炎症を惹起するメカニズムについてはこれまで不明のままであった. 本稿では, 近年明らかにされた痛風関節炎の分子メカニズムの概要を紹介し, 痛風関節炎における自然免疫機構の病態生理学的な役割などについて解説する.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

THE BONE2012年8月号(Vol.26 No.3)

高齢化に伴う骨粗鬆症の増加,あるいは小児の骨の脆弱化に伴う骨折の増加などから,近年骨疾患に対する関心がますます高まりつつある。本誌は,骨に関する最新の基礎的および臨床知見を,主として一般の医師および医学生に分かりやすく解説し,骨疾患に対する理解を深めることをねらいとした学術情報誌である。

購入する

販売サイト「MeReBo」へ