変形性膝関節症の基礎と臨床
Ⅳ.OAの治療 保存療法(2)装具療法
―足底板療法の効果とその有用性―
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- 掲載誌
- THE BONE Vol.23 No.1 63-67, 2009
- 著者名
- 戸田佳孝 / 月村規子 / 槻浩司
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 骨・関節
- 診療科目
- 整形外科 / リハビリテーション科 / リウマチ科 / 糖尿病・代謝・内分泌科
- 媒体
- THE BONE
Kerriganらは, 高さ3.8cmの中程度のハイヒールでさえヒールのない靴に比べて内反モーメント(歩行分析での膝荷重の指標)を有意に増加させると報告した. 欧米人はベッドの中以外では靴を履いている人口が多く, その靴にはヒールがついている場合が多い. 我々は, 欧米での足底板の治療成績が日本での研究結果より劣っている理由は履物文化の違いにあるのではないかと考え, 研究を行った. 本稿では, 足底板療法について, その研究結果(2008年Osteoarthritis Cartilage誌に掲載)を中心に解説を行う. 「はじめに」 筆者は, これまでに幾度も変形性膝関節症(膝OA)に対する足底板療法について述べられた国際雑誌掲載論文に関する解説を行ってきた1)-3). しかし, 過去の解説とほとんど同じ内容を繰り返し書くことは, それらの解説を読んだことのある読者に「また同じ話か?」との失望感を与える可能性がある. したがって, 本稿ではいまだ紹介していない最新情報(2008年9月執筆時点)を多く記載するために, 1992年から2000年までに出版された論文の解説は割愛する(表).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
