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変形性膝関節症の基礎と臨床

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掲載誌
THE BONE Vol.23 No.1 25-26, 2009
著者名
齋藤 知行
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
代謝・内分泌 / 骨・関節
診療科目
整形外科 / リウマチ科 / 糖尿病・代謝・内分泌科
媒体
THE BONE

わが国は超高齢社会となり, 今後25年間の間に65歳以上の高齢者が全人口の25%を占めることが予測されている. 加齢に伴う退行変性を基盤とした運動器疾患の発生頻度は必然的に増加する. 退行性膝関節疾患の中で変形性膝関節症の頻度は高く, 現在700万人から1,000万人の罹患患者数があると類推されている. 無症候性でX線学的に変形性関節症性変化を認める例を含めると3,000万人にも達するとされる. 変形性膝関節症は高齢者に膝関節痛, 関節可動域制限を惹起し, 膝関節の荒廃をもたらす. また, 日常生活における活動の障害ばかりでなく, 精神的にも抑うつや不安などの障害を誘発し, 高齢者の社会活動への参画を制限する. 医療費の抑制が強く求められる現在, 運動器を健全に保つことは大切であり, 変形性膝関節症の発生予防や治療法の確立は整形外科医にとって最も重要な社会的命題の1つである. 変形性膝関節症の発生原因は, 高齢者の女性に多発することから, 内分泌学的因子, 軟骨代謝的因子また生力学的因子など多因子の関与により発生するとされるが, いまだ明確な結論が成されていない.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

全文記事
THE BONE2009年1月号(Vol.23 No.1)

高齢化に伴う骨粗鬆症の増加,あるいは小児の骨の脆弱化に伴う骨折の増加などから,近年骨疾患に対する関心がますます高まりつつある。本誌は,骨に関する最新の基礎的および臨床知見を,主として一般の医師および医学生に分かりやすく解説し,骨疾患に対する理解を深めることをねらいとした学術情報誌である。

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