【特集 変形性関節症診療の新たな展開】
変形性関節症の疫学
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- 掲載誌
- Pharma Medica Vol.35 No.6 13-17, 2017
- 著者名
- 吉村典子
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 骨・関節
- 診療科目
- 整形外科 / 老年科
- 媒体
- Pharma Medica
変形性関節症(osteoarthritis;OA)は関節に非炎症性,進行性に骨形成性の変化をきたし,疼痛によって日常生活に不都合をきたす疾患である。2013年の厚生労働省国民生活基礎調査の結果をみると,OAが含まれる関節疾患は高齢者が要支援・要介護になる原因の5位(10.9%)であり1),OAが多くの高齢者の生活の質(quality of life;QOL)を低下させることによって,その健康寿命を短縮し,さらに医療費の高騰,労働力の低下の一因となっていることは明らかである。
しかしその予防に必要な基本的疫学指標,すなわち有病率や発生率,危険因子を同定することは容易ではない。慢性に進行し経過が長いOAのような疾患は発生の日時を特定することが困難であり,医療機関の調査では実態を掴むことができない。そのため,一般住民の集団を設定して,集団全体について長期にわたる観察を行う必要があるからである。
「key words」変形性関節症,有病率,要介護,コホート調査
しかしその予防に必要な基本的疫学指標,すなわち有病率や発生率,危険因子を同定することは容易ではない。慢性に進行し経過が長いOAのような疾患は発生の日時を特定することが困難であり,医療機関の調査では実態を掴むことができない。そのため,一般住民の集団を設定して,集団全体について長期にわたる観察を行う必要があるからである。
「key words」変形性関節症,有病率,要介護,コホート調査
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
