文学にみる病いと老い
第97回 「碧素・日本ペニシリン物語」角田房子
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- 掲載誌
- Pharma Medica Vol.35 No.2 94-100, 2017
- 著者名
- 長井 苑子 / 泉 孝英
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- その他
- 媒体
- Pharma Medica
現在では,抗生物質*1は簡単に使うことができるし,むしろ,過剰投与による耐性菌*2出現が懸念されている時代である。抗生物質の投与の基本は,まずペニシリン*3をうまく使うことだと,研修医時代には教えられたが,現在では,もっと抗菌スペクトラム*4の広い,副作用も少ないよい抗生物質があるので,医師の間でもペニシリンそのものへの関心が希薄になっているかも知れない。
本シリーズでは前回,第二次世界大戦直後のウィーンで,ペニシリンを水増しして闇市で売って,多くの患者を死に至らしめたり,後遺障害をのこしたハリー・ライムという悪党の話「第三の男」を紹介した。その小説の中からも判るように,当時ペニシリンはなかなか手に入らない,貴重な薬であった。
本シリーズでは前回,第二次世界大戦直後のウィーンで,ペニシリンを水増しして闇市で売って,多くの患者を死に至らしめたり,後遺障害をのこしたハリー・ライムという悪党の話「第三の男」を紹介した。その小説の中からも判るように,当時ペニシリンはなかなか手に入らない,貴重な薬であった。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
