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地方医療史概観 製糸の町で開業医90年モノ語り

第22回 「医聖シーボルト先生」肖像画(大正期)

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掲載誌
Pharma Medica Vol.33 No.8 118-119, 2015
著者名
白川貴士
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
Pharma Medica

フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトは日本近代医学の恩人であり,門人たちに実地的医療を伝授すると同時に,医学のほか博物学の教授を行った。たとえば私の専門である産婦人科領域では西欧式産科鉗子の使用法をはじめて直接伝授したのがシーボルトである。一般には博物学者として日本の植物や文化を西欧に研究紹介した功績が大きく知られている。この絵はシーボルトの子孫の一人(義理の甥に当たるとか聞いたように思う)である模範薬品研究所社長杉山氏がシーボルト顕彰のために頒布した肖像画で,原画は銅版画。明治天皇の御真影や旧五百円札の岩倉具視を描いた有名なE・キヨッソーネ筆である。私の祖父は日本医学校(日本医科大学)で杉山氏と同級であった由,また模範薬品研究所[2005年メルク・ホエイ(現:マイラン製薬)に合併]は現在も盛業中と仄聞する。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Pharma Medica2015年8月号(Vol.33 No.8)

臨床医・薬剤師を対象に,各種疾患治療に関する最先端の臨床学の学術的トピックスを解説。医学・薬学の中間領域を目指す学術月刊誌。医師の薬学に対する理解を深め,薬剤師にも臨床の啓蒙となる雑誌を基本方針として,近年注目されている臨床薬理学分野からも 高い評価を受けている。医学・薬学の中間領域を目指す総合学術誌

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