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M-Review

【特集 救急医療:現状と課題】

災害への備えと災害医療 『失敗の本質』に学ぶ災害時の医療の組織戦のあり方

Systematic correspondense of disaster medicine learning from “Shippai no Honshitsu”.

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掲載誌
Pharma Medica Vol.33 No.3 45-48, 2015
著者名
山口芳裕
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器 / 呼吸器 / 消化器 / 脳血管障害 / 骨・関節 / 感染症
診療科目
循環器内科 / 心臓血管外科 / 呼吸器内科 / 脳神経外科 / 整形外科 / 消化器内科 / 手術・救急
媒体
Pharma Medica
Key Words
『失敗の本質』 / 組織戦 / 災害医療

「はじめに」『失敗の本質―日本軍の組織論的研究』(戸部良一,他 著,中央公論新社)は,日本がなぜ大東亜戦争に負けたのかという,日本の「戦い方」,「負け方」を研究対象としたものである。その目指すところは,序章に述べられているように,作戦の失敗例からその組織的欠陥や特性を析出し,組織としての日本軍の失敗に籠められたメッセージを現代的に解読することにある。そこで,その組織論的究明によってもたらされた理論的分析のための要因整理を踏まえて,災害時医療の今日的課題の提示と解明を試みた。なお,引用ページは第52版中央文庫版をもとに表記した。
「Ⅰ.失敗の本質その1:明確な戦略目的の不在」戦略上の失敗要因の第一は,「曖昧な戦略目的」である。いかなる軍事上の作戦においても,そこには明確な戦略ないし作戦の目的が存在しなければならない。『失敗の本質』においては,ノモンハン事件における最高統帥部たる大本営と関東軍との間の「察し」を基盤とした意思疎通の不明瞭性,あるいはミッドウェー,レイテの2つの海戦における目的の曖昧性にその例を示している。
「KEY WORDS」『失敗の本質』,組織戦,災害医療

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Pharma Medica2015年3月号(Vol.33 No.3)

臨床医・薬剤師を対象に,各種疾患治療に関する最先端の臨床学の学術的トピックスを解説。医学・薬学の中間領域を目指す学術月刊誌。医師の薬学に対する理解を深め,薬剤師にも臨床の啓蒙となる雑誌を基本方針として,近年注目されている臨床薬理学分野からも 高い評価を受けている。医学・薬学の中間領域を目指す総合学術誌

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