【特集 COPD:診断と治療のためのガイドラインと臨床の現在】
COPD患者の動向と臨床の実態
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- 掲載誌
- Pharma Medica Vol.31 No.9 9-13, 2013
- 著者名
- 植木純
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 呼吸器
- 診療科目
- 一般内科 / 呼吸器内科 / 老年科
- 媒体
- Pharma Medica
「はじめに」死亡原因として急速に増加すると予測される慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease ; COPD)は, 2013年4月から適用された21世紀における国民健康づくり運動[健康日本21(第2次)]における主要4疾患の1つに加えられた. COPDは喫煙が最大の発症要因であり, 世界の死因の第3位に位置づけられている. 日本人の有病率は40歳以上の8.6%(約530万人)と推定されているが1), 過小診断(underdiagnosis)が多く, 国内における認知度は2012年においても28.1%と低いのが現状である(図1)2). 本稿ではCOPD診断と治療のためのガイドライン第4版を中心にCOPDの疫学的な動向と, 日本呼吸器学会在宅呼吸ケア白書にみる臨床の実際3)について解説する. 「I. COPDの有病率」2008年の厚生労働省の患者調査によると, COPDの総患者数は約17万3千人であった.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
