【特集 総合診療医に求められる資質,技能】
新たな専門医制度における総合診療専門医
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- 掲載誌
- Pharma Medica Vol.31 No.8 9-12, 2013
- 著者名
- 福井次矢
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 循環器 / 呼吸器 / 消化器 / 感染症
- 診療科目
- 一般内科 / 老年科 / 手術・救急
- 媒体
- Pharma Medica
「はじめに」2011年10月に設置された厚生労働省『専門医の在り方に関する検討会』での17回にわたる議論を経て, 2013年4月に最終報告書が公表された. そのなかに, これまで各学会に任されてきた専門医の認定や制度運営に統一性をもたせ, 患者の受療行動に有用な制度とする目的での中立的な「第三者機関」創設と相まって, 専門医制度のなかに総合診療専門医を基本領域専門医として組み入れることが記載されている. わが国においては長年, さまざまな理由から, 総合診療はまとまりのある1つの臨床分野とみなされず, 正式な専門分野として認められてこなかった. 1980年代以降, 総合診療に深く関わってきた筆者は, このことに忸怩たる思いを抱いてきた. これから解決すべき課題は山積しているものの, 今回の検討会報告書によって, 総合診療の着実な発展, ひいてはわが国の医療提供体制の一定の改善が視野に入ってきたように思う.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
