【特集 心不全:診療と研究の最前線】
心不全の新しい治療法 重症心不全に対するデバイス治療の問題点
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- 掲載誌
- Pharma Medica Vol.31 No.5 35-38, 2013
- 著者名
- 絹川弘一郎
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 循環器
- 診療科目
- 心臓血管外科
- 媒体
- Pharma Medica
「はじめに」 心不全治療において急性増悪期と慢性期ではその目標が異なることはいうまでもないが, きわめて重症な心不全においては血行動態を保つことにその主眼が置かれ, 必ずしも長期予後までは手が回らないこともある. 実際機械的補助手段はそのほとんどが短期的補助にとどまるものであり, 血行動態が改善するかさもなければ別の手段を考慮しなければ, 死に至ることになる. この項では心臓再同期療法など慢性期のデバイス治療は取り扱わず, 主として血行動態の破たんした重症心不全に対してどういうデバイスを導入して長期的につなぐか, という観点から話をすることにする. 「I. INTERMACSのプロファイル分類と現行の植込型LVADの適応」 血行動態の破たんした状態, 心原性ショックのことを米国のINTERMACSというレジストリーではprofile 1と命名している. プロファイル分類はおおむねステージDまたはNYHA(New York Heart Association)クラス4の細分化ともいえ, 1の心原性ショックから7の重症NYHAクラス3までに分けられる1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
