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M-Review

【特集 高尿酸血症の新しい展開;生活習慣病のリスクとしての位置づけ】

高尿酸血症とメタボリックシンドローム

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掲載誌
Pharma Medica Vol.30 No.7 31-35, 2012
著者名
益崎 裕章 / 植田玲 / 平良伸一郎
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌
診療科目
一般内科 / 循環器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科
媒体
Pharma Medica

「はじめに」メタボリックシンドロームに合併する頻度が高い無症候性高尿酸血症は, 心血管疾患や脳卒中などの血管イベントのリスクを増大させ, 脂肪組織や血管構成細胞などの組織機能障害を誘導する可能性が注目されている. 実際メタボリックシンドロームの病態では脂肪組織や血管組織をはじめ, 主要な臓器における尿酸生成酵素, キサンチン酸化酵素の酵素活性が亢進している. キサンチン酸化酵素は生体内で産み出される酸化ストレスの主要な源の1つであり, 特に虚血や組織侵襲などで傷ついた組織において活性酸素の産生に関与している. 従来の痛風診療の枠組みを超え, 無症候性高尿酸血症に対するはじめての適応をもつ医薬(酵素特異性が高く, 胆汁排泄と腎排泄の複数の代謝経路をもつキサンチン酸化酵素阻害薬)がわが国で開発され, 世界に向けて臨床応用が始まった. 長い間, 病態的意義が十分に解明されていなかった無症候性高尿酸血症の臨床が大きく発展することが期待される.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

全文記事
Pharma Medica2012年7月号(Vol.30 No.7)

臨床医・薬剤師を対象に,各種疾患治療に関する最先端の臨床学の学術的トピックスを解説。医学・薬学の中間領域を目指す学術月刊誌。医師の薬学に対する理解を深め,薬剤師にも臨床の啓蒙となる雑誌を基本方針として,近年注目されている臨床薬理学分野からも 高い評価を受けている。

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