全文記事
冠動脈インターベンションの最新戦略
冠動脈インターベンションの教育システム
購入する
販売サイト「MeReBo」へ
- 掲載誌
- Pharma Medica Vol.28 No.4 63-65, 2010
- 著者名
- 伊苅 裕二
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 循環器
- 診療科目
- 循環器内科 / 心臓血管外科
- 媒体
- Pharma Medica
経皮的冠動脈インターベンション(Percutaneous Coronary Intervention;PCI)が神ではない者が行う手技である以上, 上手下手は必ずある. たとえ最高の技術をもつ術者であっても, 手技と関係のないPCIの合併症も起これば, 予期せぬ薬剤の副作用も起きる. アシスタントが勝手に, 苦労してCTO(慢性完全閉塞)を通過させたガイドワイヤーを抜いてしまうこともあれば, 落雷で突然停電して, アンジオ台が停止してしまうこともある. 冗談のようであるが, これらはすべてPCI中に筆者が経験したことである. PCIが行われるアンジオ室は整備の行き届いたレース場のはずなのだが, 突然ラリーのような沼や砂漠が出てくることもあるのである. いかなる不可抗力のなかであっても, 安定した成績を残せるのがよいPCIの術者である. たとえていえば, 旅客機を運転するパイロットのような, どんな困難な事態になっても安全に着陸させるようなことがPCI教育の真髄のように思う.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
