冠動脈インターベンションの最新戦略
特集にあたって
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- 掲載誌
- Pharma Medica Vol.28 No.4 2804-7, 2010
- 著者名
- 代田 浩之
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 循環器
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 心臓血管外科 / 老年科
- 媒体
- Pharma Medica
冠動脈インターベンションは国内だけでも現在年間約22万件が行われ, 冠動脈治療の歴史のなかで最も急速に普及した治療法といえよう. その発展は過去30年間目覚ましいものがあるが, 特にそのなかでもステントの開発と導入はその成功率と安全性を飛躍的に向上させ, さらに薬剤溶出性ステントの開発が永年の課題であった再狭窄も10%未満として, この治療法の完成度を高めたと考えられる. わが国の冠動脈インターベンションは新しい技術の開発やその完成度の高さの視点から, 世界をリードする位置にある. 一方, 欧米からは絶えず新しいカテーテルやステントが次々と開発されてくる. 近年の薬剤溶出性ステントの開発は, 技術の向上とともに冠動脈インターベンションの適応を大きく広げてきた. その一方で, 薬剤溶出性ステントには頻度は低いとはいえ慢性期に発生する遅発性の血栓症が存在し, 適正な抗血小板療法の期間の論議が始まった. 薬剤溶出性ステントについては急性冠症候群などのoff label使用なども新しい課題となり, より安全で長期成績のよい薬剤溶出性ステントの開発も引き続き活発に行われている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
