全文記事
高齢者施設医師1年生 目からウロコの施設医療現場
第5回 特別養護老人ホームでの終末期
―1日500mLだけの点滴!―
購入する
販売サイト「MeReBo」へ
- 掲載誌
- Pharma Medica Vol.27 No.9 110-111, 2009
- 著者名
- 安井 敏裕
- 記事体裁
- 連載 / コラム / 全文記事
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- 一般内科 / 老年科
- 媒体
- Pharma Medica
「1日最低水分必要量」私が専攻してきた脳神経外科学の分野では, 間脳下垂体系腫瘍や急性期クモ膜下出血など, 水・電解質異常を来たしやすい疾患をしばしば扱う. この場合, 水・電解質異常の補正をうまく行わなければ脳浮腫の増強, けいれん, 意識障害などが生じるため, われわれ脳外科医は一般に水・電解質の管理には神経質になる傾向がある. しかし, 現実には何科を専攻しようとも, われわれ医師にとって水・電解質異常に関する一般的な知識は必須で, たとえば「絶飲食の健康な成人では, 少なくとも1日約1,300mLの水が必要である」などは医学の常識である. 私もこれまでの約30年間の脳外科医生活において, 患者さんに絶飲食を命じた場合には, 短期的な管理として1日に500mLの電解質液を3本点滴することにより大きな問題はなかった.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
