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生殖医療最前線
妊孕能温存をめざした腹腔鏡下手術
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- 掲載誌
- Pharma Medica Vol.27 No.5 39-42, 2009
- 著者名
- 堤 治
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 代謝・内分泌
- 診療科目
- 産婦人科 / 手術・救急
- 媒体
- Pharma Medica
「はじめに」最近の生殖医療において腹腔鏡下手術をはじめとした内視鏡の意義・役割はより高く多彩になりつつある. 長期不妊や卵管性不妊が疑われる場合, 体外受精などの生殖補助医療の適用もありうるが, 妊孕能の評価や回復に腹腔鏡下手術の適用も検討されるべきであると考える. 不妊症に関連した子宮内膜症や子宮筋腫, 多嚢胞性卵巣においても開腹手術で実施されていた術式が腹腔鏡下手術で実施可能である. また妊娠・出産年齢が増加している現代においては, 不妊症を主訴としない場合でも, 将来の妊孕能温存を強く意識した手術が行われる必要がある. 腹腔鏡下手術は単に開腹を回避できるだけでなく, 拡大した視野で実施され, 術後の癒着も少ないことから, 元来妊孕能温存に適した手術術式であるともいえる. ここでは婦人科領域で実施される内視鏡下手術を概説し, 妊孕能温存手術の要点を述べる. 「I. 婦人科領域における内視鏡下手術」各外科領域で患者に対する侵襲を少なくするminimally invasive surgeryが試みられている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
