内容紹介
日常診療において最も重要と考えられるクリニカルクエスチョン(CQ)を16題厳選し、Ⅰ 疫学、Ⅱ 診断、Ⅲ 外科手術、Ⅳ 全身化学療法・その他へと分類し、各項目の総論とともにわかりやすく解説。
目次
Ⅰ 疫学
総論
CQ1 喫煙を含め腎盂・尿管癌の危険因子にはどのようなものがあるか?
CQ2 腎盂・尿管癌と膀胱癌とはどのように関連するか?
Ⅱ 診断
総論
CQ3 腎盂・尿管癌の診断にCT urographyは有用か?
CQ4 腎盂・尿管癌の診断に尿管鏡検査は有用か?
Ⅲ 外科手術
総論
CQ5 腎尿管全摘除術・膀胱部分切除術において腹腔鏡手術は推奨されるか?
CQ6 腎尿管全摘除術・膀胱部分切除術においてリンパ節郭清は推奨されるか?
CQ7 腎尿管全摘除術・膀胱部分切除術の膀胱部分切除術式にはどのようなものがあるか?
CQ8 腎盂・尿管の原発性CIS(上皮内癌)に腎尿管全摘除術・膀胱部分切除術は推奨されるか?
CQ9 腎尿管全摘除術・膀胱部分切除術において術前あるいは術後補助化学療法は推奨されるか?
CQ10 腎尿管全摘除術・膀胱部分切除術後の膀胱内再発の頻度、またその予測因子にはどのようなものがあるか?
CQ11 腎尿管全摘除術・膀胱部分切除術後のフォローアップの際に推奨される検査は何か?
CQ12 尿管鏡下腎温存手術はどのような症例に適応となるか?
Ⅳ 全身化学療法・その他
総論
CQ13 腎温存治療としてBCGあるいは抗癌剤上部尿路注入療法は推奨されるか?
CQ14 転移性あるいは再発性の腎盂・尿管癌に対する化学療法にはどのようなものがあるか?
CQ15 腎機能障害時の化学療法にはどのようなものがあるか?
CQ16 腎盂・尿管癌に放射線単独治療は有効か?