Discussion 座談会
遺伝子治療の問題点と今後を考える
~脊髄性筋萎縮症の経験を踏まえて~
MD Frontier Vol.4 No.1, 5-9, 2024
近年,神経・筋疾患領域においては多くの治療が臨床適用されるようになり,遺伝子治療の臨床開発も進んでいる.かつて未知の領域であった遺伝子治療について,多くの施設が経験を積むなか,臨床現場ではすでにさまざまな課題が報告されつつある.そこで本誌では神経・筋疾患領域の遺伝子治療のあり方をテーマとして前半・後半に分けた座談会を企画した.後半となる今回は,脊髄性筋萎縮症(SMA)の遺伝子治療を経験して新たに生じた問題点を中心に,エキスパートの先生方に討論いただいた.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。