Discussion 座談会
遺伝子治療の現状を考える
~脊髄性筋萎縮症の経験を踏まえて~
MD Frontier Vol.3 No.1, 5-10, 2023
近年,神経・筋疾患領域においては多くの治療が臨床適用されるようになり,遺伝子治療の臨床開発も進んでいる.かつて未知の領域であった遺伝子治療について,多くの施設が経験を積むなか,臨床現場ではすでにさまざまな課題が報告されつつある.そこで本誌では,神経・筋疾患領域の遺伝子治療のあり方をテーマとして前半・後半に分けた座談会を企画した.前半となる今回は,脊髄性筋萎縮症(spinal muscular atrophy:SMA)の経験を踏まえた遺伝子治療の現状について,エキスパートの先生方に討論いただいた.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。