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Interview

男のアンチエイジング

堀江重郎

ANTI-AGING BUSINESS Vol.1 No.1, 14-17, 2018

―先生が泌尿器科医となり,男性医学をご専門の一つとされた経緯を教えて下さい.
医学部で勉強をしていくうちに興味の対象が絞られていきますが,私の場合はそれが腎臓学でした.なかでも関心を抱いたのは腎臓移植です.
当時も,糖尿病などで腎不全に陥る患者さんは大勢いましたが,人工透析はまだ普及しはじめたばかりで,腎臓移植は先端の治療法でした.
また,がんにも興味がありました.とくに前立腺癌は欧米で有病率が非常に高く,食生活の変化からいずれ日本でも急増すると言われていたため,最先端の移植医療やがんの治療に携わりたい,そうした思いで泌尿器科に入局しました.
そして入局後は4年間,米国テキサス大学に勤務し,臨床医として腎臓移植に携わりました.同時に,腎臓機能についての基礎研究を手がける中,体内のホルモン分泌や作用のメカニズムについて知るうちに,テストステロンという男性ホルモンに興味を抱いたのです.それが,泌尿器科医として「男性医学」の領域に足を踏み入れることになったきっかけです.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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