Meeting Report
第108回日本泌尿器科学会総会
掲載誌
ESPOIR
Vol.4 No.1 43-45,
2021
著者名
古川順也
記事体裁
連載
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学会レポート
/
抄録
疾患領域
泌尿器
/
癌
診療科目
泌尿器科
/
腫瘍内科
媒体
ESPOIR
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により,例年どおり4月開催を予定していた2020年度の日本泌尿器科学会総会は12月22~24日の期間に延期され,ハイブリッド形式(現地あるいはweb参加)を採用して神戸にて開催されました。現在ではwebでの会議や学会参加なども慣れ親しんだものとなっていますが,当時を振り返ると総会規模での現地とweb発表を組み合わせたハイブリッド形式で,つつがなく進行できるのかどうか大きな懸念事項でありました。2020年春は多くの大規模な医学関連総会の中止が決定されている最中であり,完全なるweb開催にて予定どおり行うのか,延期すべきか(日程は?会場は?)など,東京オリンピックを開催するか否かが議論されていたように(大袈裟ではありますが)開催に至るまでにさまざまな苦渋の決断を重ねて開催できた喜びはひとしおでした。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。