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Prostate Cancer Forefront 前立腺癌最新治療の現場から

MRI標的生検

小路直

ESPOIR Vol.1 No.1, 33-38, 2018

前立腺癌の確定診断には前立腺の組織を採取する針生検が不可欠であり,経直腸的超音波ガイド下での系統的生検が標準的に行われている。一方で,画像技術の進歩によりMRIを用いた診断の有用性が認識され,特にmultiparametric MRI(mpMRI)は微小な癌の検出や癌の局在の診断に優れていることが知られている。また,生検前にMRI検査を行うことにより無駄な針生検を防ぐことも可能である。さらに,コンピュータ上のソフトウェアを使用してMRI画像と経直腸的前立腺超音波(TRUS)画像を融合させ,その融合画像をみながら生検を行うMRI-TRUS融合ガイド下生検も行われるようになってきた。
今回は,MRI-TRUS融合ガイド下生検の開発に携わった東海大学医学部付属八王子病院の小路直先生に,現在の前立腺生検の状況とMRI標的生検についての解説,ならびに自施設でのMRI-TRUS融合ガイド下生検の治療成績もご紹介いただいた。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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