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特集によせて

吉村典子

日本サルコペニア・フレイル学会誌 Vol.5 No.1, 5, 2021

本号の特集では「骨粗鬆症とサルコペニア・フレイル,その異同」と,「COVID-19とサルコペニア・フレイル:ウィズ・アフターコロナの時代を見据えて」の2本を企画した。
まず特集1について,骨粗鬆症は骨強度が低下することにより,骨折のリスクが高くなる骨の障害と定義される疾患であるが,筋量の低下を主体とするサルコペニアとは共通点が多く,著者らも骨粗鬆症とサルコペニアとの相互影響について報告をしてきた(Osteoporos Int.2017;28:189-199など)。骨粗鬆症による骨折も含めてその異同をまとめて解説していただければ理解の助けになるのではないかと思っていた。今回の特集では,サルコペニア・フレイルの専門家のみならず骨粗鬆症のエキスパートの先生にもご寄稿をいただき,非常に密度の濃い内容になったと自負している。この特集を機に,骨と筋肉が減少する疾患同士の相互関連について理解を深めていただければ幸いである。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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