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Cancer-Immunological Topics

がん免疫療法の現状と今後の展望

北野滋久

がん免疫療法 Cancer Immunotherapy Vol.4 No.1, 49-58, 2020

近年,各種がんに免疫チェックポイント阻害剤(immune checkpoint inhibitor:ICI)の適応拡大が進んでいるが,単剤での治療効果は限定的であり,承認されているほとんどのがん種において奏効割合は15~40%程度にとどまる.治療効果の向上を目指すため,現在,すでに承認されているIC(I抗CTLA-4〔cytotoxic T-lymphocyte antigen-4〕抗体,抗PD-1〔programmed cell death-1〕抗体,抗PD-L1〔programmed cell death1-ligand1〕抗体)を軸として各種治療法との併用療法(複合がん免疫療法)の開発が進められている.本稿では,ICIの開発状況と今後の展望について概説する.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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