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BP-Square 座談会

スキンケアを究める

─非疾患肌のスキンケア─

川島眞小田富美子野本真由美馬場直子

Bella Pelle Vol.5 No.4, 51-54, 2020

多くの人は,季節性の生理的変化から起こりがちな軽度の皮膚の不調は,手厚くスキンケアをすることで乗り越えようと考える.しかし,それでは落ち着かない状況に陥った場合に,通院・治療という選択肢を検討しはじめるようである.皮膚疾患の発症抑制において,軽度の乾燥や微小炎症に対するスキンケアの果たす役割は医師の間では広く知られているが,スキンケアと治療の間に明確な線を引くことは,実際には難しい.本座談会では,有効成分の配合により機能の高まっている化粧品の活用を含め,患者さんが敏感肌・揺らぎ肌と訴える「未病」段階からのスキンケア指導の重要性についてお話しいただいた.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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