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Paper No.2 顔の光色素沈着と老化の治療において,755nmピコ秒パルスアレキサンドライトレーザーと非剝離性1,927nmフラクショナルレーザーを比較評価したランダム化単盲検研究

磯貝理恵子

Bella Pelle Vol.4 No.1, 53, 2019

背景:レーザートーニングは,顔の光色素沈着と老化の治療において最も一的な治療法である.この治療法では,フラクショナル非剝離性Qスイッチ(Q-switched;QS)レーザーと新世代のピコ秒レーザーなどのレーザーが使用されているが,新・旧世代の機器を直接比較した研究はあまりない.
目的:顔の光色素沈着と老化の治療において,755nmピコ秒パルスアレキサンドライトレーザー(picosecond alexandrite laser;PSAL)と1,927nm非剝離性フラクショナルレーザーを,ランダム化単盲検試験により比較する.
材料と方法:20人の被験者(スキンタイプI-IV)を,3週間ごとに4回の755nmPSALで治療する群(755nm群)と,6週間ごとに2回の二波長1,550/1,927nmフラクショナルレーザーで治療する群(1,927nm群)にランダムに振り分けた.評価は,最後の治療から4週間後と12週間後に経過観察を行った.
結果:4週間後と12週間後の経過観察において,両群とも光老化,色素沈着,皮膚の質が有意に改善していた(研究者評価と被験者評価).研究者と被験者による2群間の比較では,光老化,皮膚の質,被験者満足度において,755nm群のほうが1,927nm群より有意に改善していた.
結論:755nmPSALと非剝離性1,927nmフラクショナルレーザー双方とも顔の光色素沈着に対して有効であるが,患者・研究者の評価によると,前者のほうがより良好であり,痛みや副作用も少なかった.
「KEY WORDS」老化,光老化,755nmピコ秒アレキサンドライトレーザー(PSAL),1,927nm非剝離性フラクショナルレーザー

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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