「症例」30歳代半ばの女性.両頬部に多発するシミ(図1a)を改善したいという希望で来院した.初診時には日光黒子がシミ病変の主体と考えられたため,フォトフェイシャル®治療(NatuLight®,日本ルミナス社製,22J/cm2,560nm cut offフィルター)を4週ごとに1回,合計3回施行したところ,左頬部の色素斑については患者もほぼ満足する改善が得られた(図1b,aの*部分).