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Scientific Meeting 注目演題 Pick up!

第59回日本形成外科学会総会・学術集会

山下理絵岩城佳津美林原伸治

Bella Pelle Vol.1 No.1, 44-45, 2016

第59回日本形成外科学会は,大会長・大慈弥裕之先生のもと,「Next Breakthrough!!」と題して開催されました.数多くの有意義な発表やディスカッションが行われましたが,そのなかから「注入」に注目して2題を選びました.岩城先生の演題は,典型的な症例に対するフィラーの打ち方を,解剖学を踏まえて解説したものです.安全かつ精度の高い施術で患者さんの満足を得るためには,解剖の知識が必須であることを改めて強調したいと思います.また,林原先生の演題は非吸収性フィラーによる合併症を紹介したものです.一部のクリニックでは個人輸入などで今でも使用しているようですが,合併症は数年後に起こり,異物は外科手術で摘出するしかありません.深刻な合併症を引き起こすこともありますので,美容外科はもとより美容皮膚科の先生方にも製品の選び方にはより注意していただきたいと考えます.両演題から「注入」に関する正しい知識を学んでいただくことで,日常診療に役立てていただけることを願っています.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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