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Theme 肺高血圧症とPRO Round Table Discussion

肺高血圧症とPRO―emPHasis-10を中心に―

田村雄一須田理香高月晋一辻野一三濱崎和也

Pulmonary Hypertension Update Vol.6 No.1, 10-19, 2020

肺動脈性肺高血圧症(PAH)の診療が成熟し,PAH患者の予後が劇的に改善するなかで,これまで注目されてこなかった患者報告アウトカム(PRO)が注目されるようになった。第6回肺高血圧症ワールドシンポジウム(6th WSPH)においても“Patients Perspective”というタスクフォースが設けられ,PAHと長期に付き合っていく患者のPROをいかに評価し,診療に還元していくかが世界的な関心事となっている。本座談会では,実際の臨床現場でPRO評価の可能性を模索されている先生方をお招きし,PRO評価の方法やその意義に関してディスカッションいただいた。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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