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プロスタノイド受容体と肺高血圧症

Pulmonary Hypertension Update Vol.3 No.2, 52-56, 2017

肺動脈性肺高血圧症(pulmonary arterial hypertension:PAH)発症の背景に, 肺小動脈における血管収縮,血管リモデリング,血栓形成などの要因が報告されている1)2)。この病的変化のメカニズムの1つとして,生体内のプロスタグランジン類産生量の変化,取り分けプロスタサイクリン(PGI2)の産生量の低下が指摘されており, 実際にPGI2受容体(IP受容体)アゴニストがすでにPAH治療薬として臨床応用されている。
本稿では,プロスタグランジンの基礎的な知見をふまえたうえで,PAH治療薬として従来から使用されている各種PGI2誘導体と, 最近使用可能となったIP受容体選択的アゴニストとの薬理学的なプロファイルの違いについてご紹介する。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録