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Q 肺高血圧症患者さんのリハビリテーションを実施するにあたっての注意点と,まず行うべきコンディショニングやADL訓練について教えてください。

Pulmonary Hypertension Update Vol.3 No.1, 68-72, 2017

肺高血圧症(pulmonary hypertension:PH)に対する近年の治療の進歩により,PH患者さんの生命予後は著しく改善しています。そして,リハビリテーションの重要性が認識され,運動耐容能やQOLを改善させることが明らかとなっています。一方,運動療法は失神や心不全悪化などを惹起する危険性があるため,実施にあたっては,安全性に十分配慮しなくてはいけません。
リハビリテーションの開始時期は,循環器内科医とリハビリテーション科医が慎重に判断しています。禁忌は心不全におけるものに準じていますが,肺胞出血,甲状腺機能亢進症やHickmanカテーテル感染の急性期も禁忌としています。そして適応と判断すれば,循環動態,呼吸機能,不整脈などの合併症,6分間歩行距離や呼吸循環応答などにより重症度を層別化し,それに応じて慎重に介入します。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録