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座談会(Round Table Discussion)

肝転移に対するPerioperative/Conversion戦略を再考する

島田安博植竹宏之長谷川潔別府透吉留博之

大腸がんperspective Vol.3 No.4, 8-15, 2017

大腸癌肝転移は的確な画像診断と精緻な手技に基づく肝切除により長期予後が期待できる。近年,肝切除成績の向上と適応拡大を目指して,FOLFOXや分子標的薬を周術期に導入する試みがなされ,無増悪生存の改善(EPOC試験),肝切除可能となる症例の増加(CELIM試験)などが報告された。しかし,分子標的薬の上乗せによる予後悪化を示唆するNew EPOC試験の報告以降,周術期化学療法の是非について再考の必要性が高まっている。本座談会では,島田 安博先生による司会のもと,主要臨床試験の解釈を交えながら,これまでの肝転移治療戦略の妥当性,日常診療における再発予測ノモグラムの有用性などについて議論していただいた。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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