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State of the art 大腸癌化学療法の現状と新たな展開

抗血管新生療法

舛石俊樹谷口浩也

大腸がんperspective Vol.2 No.2, 16-22, 2015

「Summary」切除不能大腸がんに対する化学療法の治療成績向上の背景には抗血管新生療法の登場がある。ベバシズマブ(BV)は,FOLFOX/CapeOX, FOLFIRIに対する上乗せ効果が証明されており,1, 2次治療での有効性に加え,1~2次治療の継続投与の有効性も確立している。また,より強力なFOLFOXIRI+BV,強力な治療が困難な症例に対するフッ化ピリミジン+BVも治療選択肢となっている。Afliberceptは海外では2次治療FOLFIRIに対する上乗せ効果が証明されているが,本邦では未承認である。Ramucirumabは2次治療FOLFIRIに対する上乗せ効果が証明され,承認されれば選択肢の1つとなる。今後,複数の薬剤が使用可能となった場合,それらの使い分けが課題となる。
「Key words」VEGF,VEGFR,ベバシズマブ,Aflibercept,Ramucirumab

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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