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未来の達人 若手Drに聞く!

ノーマライゼーションを目指して

野村明孝

Frontiers in Haemophilia Vol.2 No.2, 34-41, 2015

「血友病診療との出会い」私は6歳のときに3歳違いの兄を小児がんで亡くしたことがきっかけで,物心がついた頃には小児血液悪性腫瘍医を目指すようになりました.当時は不治の病とされていた小児血液悪性腫瘍の診断・治療の進歩に貢献したい,という想いでここまで来ました.医学部卒業後は母校である滋賀医科大学の小児科学講座に入局しました.一般小児や新生児,小児救急などの初期研修をし,4年目から大学に戻って血液腫瘍の診療を本格的に始めました.そして6年目に静岡県立こども病院血液腫瘍科で研修させていただきました.そこでおもに取り組んでいたのは血液悪性腫瘍診療,造血幹細胞移植でしたが,同病院ではいち早く血友病包括外来が実施されていたこともあり,私も当番制で参加していました.ただ,当時の私はまだ血友病の知識がほとんどなく,外来後の合同カンファレンスで当時の科長だった三間屋純一先生に怒られないように,なんとかこなしていたという感じでした.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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