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エドキサバンの長所と短所

Cardio-Coagulation Vol.5 No.1, 33-39, 2018

エドキサバンは3つの適応症(非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制,静脈血栓塞栓症の治療及び再発抑制,下肢整形外科手術施行患者における静脈血栓塞栓症の発症抑制)を有する国産の直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)である。本稿では,非弁膜症性心房細動(AF)を対象とし,エドキサバンの長所と弱みを解説するが,筆者が最も重要と考えるエドキサバンの特徴(長所)は,超高齢AF患者や転倒リスクを有するプレフレイル患者集団における有効性と安全性のデータが開示され,いずれもワルファリンに比して良好な結果が示されていることである。わが国では高齢社会がさらに進行し,高齢~超高齢のハイリスクAF例の増加が予測されているが,このハイリスク例に対する適切な抗凝固療法を確立することは喫緊の課題である。今後もさらなる検討を要するが,エドキサバンは時代の要請に応えることができるDOACに位置づけられるだろう。
「KEY WORDS」エドキサバン,非弁膜症性心房細動,心原性脳塞栓症,ハイリスク例,超高齢患者

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録