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特集 アンチエイジングから骨代謝を考える

4.内分泌代謝疾患と骨粗鬆症

Secondary osteoporosis due to endocrine disorders

垣田彩子鈴木敦詞

Anti-aging Science Vol.7 No.1, 33-36, 2015

「Ⅰ はじめに」原発性骨粗鬆症には,遺伝的素因,生活習慣,閉経,加齢の4つの要因が関連する.これらの要因以外に,骨粗鬆症を引き起こす特定の原因を認める場合が続発性骨粗鬆症であり,その原因は内分泌疾患,栄養,薬物など多岐にわたる1).原発性骨粗鬆症の診断にあたっては続発性骨粗鬆症を除外する必要があり,その過程での内分泌疾患の検索は重要である.以下本稿では,内分泌学的要因,特に,副甲状腺ホルモン,甲状腺ホルモン,副腎皮質ホルモン,性ステロイドの分泌異常によって起こる内分泌疾患関連骨粗鬆症について述べる.
「Ⅱ 原発性副甲状腺機能亢進症」原発性副甲状腺機能亢進症は副甲状腺の腺腫や過形成などにより,カルシウム感知受容体が機能不全を起こし,副甲状腺ホルモンが自律的かつ慢性的に過剰分泌される疾患である.
「Key Words」続発性骨粗鬆症,副甲状腺機能亢進症,甲状腺疾患,Cushing症候群,性腺機能低下症

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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