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巻頭特別企画 対談

第17回日本臨床腫瘍学会学術集会開催に向けて

西條長宏藤原康弘

がん分子標的治療 Vol.17 No.1, 6-9, 2019

西條 本日は第17回日本臨床腫瘍学会(JSMO)学術集会の会長である藤原康弘先生に,今回はどのような学術集会になるのか,お話をお聞きしたいと思います。まず,本学術集会のテーマは「がんゲノム診療 元年―Novel, Challenge and Change―」ですが,この意味するところをご説明いただけますか。
藤原 通常は“がんゲノム医療”と呼ばれることが多いと思いますが,2018年末にがん遺伝子パネル検査(OncoGuideNCCオンコパネルシステム,FoundationOne CDxがんゲノムプロファイル)が承認され,本学術集会が開催される頃には保険収載されるのではないかといわれています。収載後は国民皆保険のなかで本格的にゲノム診療が行えるようになりますので,あえて“がんゲノム診療”としました。また,副題の「Novel, Challenge and Change」(革新への挑戦と変革)は私が所属する国立がん研究センターの標語であり,本学術集会でもそのまま使わせていただきました。
西條 本学術集会のWebサイトにおいて,患者と社会とアカデミアの協働が非常に重要であると強調されていますね。
藤原 研究だけでなく診療も含めた視点が重要であることを,われわれ腫瘍内科医は肝に銘じなければならないと考えており,その意味も含めて今回のテーマとしています。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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