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乳がんにおける免疫チェックポイント阻害薬開発の現状と今後の見通し
掲載誌
がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療)
Vol.16 No.3 85-87,
2018
著者名
鈴木栄治
記事体裁
連載
/
抄録
疾患領域
癌
診療科目
産婦人科
/
腫瘍内科
媒体
がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療)
悪性黒色腫や非小細胞肺がんなどに対する免疫チェックポイント阻害薬によるがん免疫療法の成功に続いて,乳がんにおいてもさまざまな免疫チェックポイント阻害療法の開発が進んでいる。乳がん治療の特性として,標準的薬物療法はフェノタイプごとに規定されている。そのため免疫チェックポイント阻害療法開発においても,多くはフェノタイプごとに臨床試験計画が立てられている。いまだ多くの試験が検証中の段階であるが,徐々にその結果が判明しており,現状をレビューし乳がん特有の対応について考えていく必要があると思われる。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。