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ホルモン療法の感受性マーカー

がん分子標的治療 Vol.15 No.1, 66-71, 2017

原発性乳がんの70%を占めるエストロゲン受容体(ER)陽性乳がんにおいて,ホルモン療法はきわめて重要な治療法であり,術後補助ホルモン療法は再発率を約50%抑制することができる。しかしながら,ホルモン受容体陽性乳がんであってもホルモン療法に反応しない腫瘍,また治療開始初期にはホルモン療法による効果を認めても,次第に耐性を獲得することで反応性を失う腫瘍もあり,臨床現場での適切な治療選択は容易ではない。最適な治療選択のためにはホルモン療法のメカニズムをふまえたうえで,個々の症例のホルモン療法感受性を予測することは重要である。そのような観点から,本稿ではホルモン療法に対する感受性マーカーについて,乳がんのホルモン療法やホルモン依存性の基礎をふまえて概説する。
「KEY WORDS」ホルモン療法,エストロゲン受容体,アロマターゼ阻害薬

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録