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肺がんのゲノムワイド関連解析(GWAS)

がん分子標的治療 Vol.15 No.1, 19-22, 2017

肺がん発症に関わるリスク因子には,喫煙を代表とする環境因子や生まれながらにもつ遺伝要因があると考えられている。近年,欧米やアジアの研究グループが中心となり設立された国際・国内コンソーシアムにより,肺がんの発症リスクと関連する遺伝子多型が複数同定されている。しかしながら,その機能的意義はいまだ不明な点が多い。現在,その機能の解析,および肺がん発症に関わる環境因子,たとえば喫煙と遺伝要因を組み合わせることで,肺がん高リスク群の捕捉手法につなげられるか検討が試みられている。今後は,これらのリスク因子がいかに個々の発がんに影響を与え,反映されていくかを明らかにすることが,肺がんの個別化予防・治療に役立つと考えられる。
「KEY WORDS」肺がんリスク,ゲノムワイド関連解析,遺伝子多型,国際・国内コンソーシアム

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抄録