<< 一覧に戻る

Theme 新しいチロシンキナーゼ阻害薬

非受容体型チロシンキナーゼ阻害薬の早期新薬開発動向

清水俊雄

がん分子標的治療 Vol.14 No.3, 40-44, 2016

非受容体型チロシンキナーゼは,分子構造として細胞外領域をもたず細胞内領域にチロシンキナーゼドメインを有する。作用機序としても非受容体型チロシンキナーゼは受容体型チロシンキナーゼと異なり,直接的に結合するリガンドを有さず,上位の制御因子は細胞膜上に存在する種々の受容体蛋白質であることから,さまざまな膜受容体と会合して膜受容体から細胞内へのシグナル伝達を担う。受容体型チロシンキナーゼ阻害薬と同様に,進行固形がんおよび血液腫瘍の双方に対して国内外における既承認薬剤を含めて数々の種類の“druggable”な非受容体型チロシンキナーゼ阻害薬が現在探索的に開発段階にある。
「KEY WORDS」非受容体型チロシンキナーゼ阻害薬,BTK阻害薬,Src阻害薬,FAK阻害薬,JAK-STAT経路阻害薬

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る