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FGFR阻害薬のバイオマーカー

Genomic alterations as putative predictive biomarkers to FGFR-targeted therapies

がん分子標的治療 Vol.13 No.3, 65-70, 2015

「SUMMARY」線維芽細胞増殖因子(FGF)は,がんにおいて幹細胞性,増殖・浸潤,抗アポトーシス,血管新生や薬剤耐性に関与する。本稿では,FGF-FGF受容体(FGFR)シグナル伝達経路,FGFR阻害薬のゲノムバイオマーカーとなりうる遺伝子異常およびFGFR阻害薬の開発状況について,これまでの臨床試験の結果などをふまえて概説する。
「はじめに」ヒトゲノムやプロテオーム解析が進展することなどに伴い,悪性腫瘍に関わる生体内分子の特定や解析が進み,その遺伝子発現や遺伝子変異などを前提としたゲノムバイオマーカーを活用した個別化医療が近年大きく進展している。分子標的薬の標的となるゲノムバイオマーカーは,その遺伝子産物ががんの増殖・進展に大きく寄与している。すなわち,oncogene addictionを示すことが特徴であり,多くはシグナル伝達に関わる分子である1)。
「KEY WORDS」線維芽細胞増殖因子,FGF受容体,FGFR阻害薬,バイオマーカー,遺伝子異常

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録