職域では従来,アルコールの使用障害は健康診断の重度の有所見者か,社員が遅刻・欠勤を繰り返して問題になった場合や社会的問題を起こしてしまった場合に顕在化し,いかに専門機関につないで断酒に結び付けていくかが焦点であった。しかし専門機関も希少で,断酒に難渋する例も多く,予後が悪い事例も散見されることがあった。
「KEY WORDS」問題飲酒,健康診断,社会的問題,節酒指導,AUDIT