最初に,今回原稿の依頼があった時,非常に戸惑いがあった。なにしろテーマが“若手ドクターの広場”である。
気持ちだけは研修医のころと変わっていないつもりだが,鏡のなかに映る自分はどう見ても老眼に悩む一人のくたびれた中年のおっさんであり,本来なら断るべきテーマであるにもかかわらず,アサーションが苦手なのは昔と変わっておらず結局受諾してしまった。ただ若作りするのも限界があることから,今回のテーマは上記のようなテーマにさせていただいた。