特集 女性と乳腺疾患
Overview
WHITE Vol.6 No.1, 5-8, 2018
戦後間もない頃,乳がん罹患数は欧米に比べて極めて少なく,人種差があるかのごとく言われることもあった.しかしながら,高度経済成長と共に食生活が豊かになると,乳がんを始め,大腸がんや前立腺がんが顕著に増加し,その一方でトップを占めていた胃がんは減少に転じた.したがって,近年,乳がんに対する予防,早期発見,適切な診断と治療は,日本人女性にとって大変重要な課題となっている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。