<< 一覧に戻る

Lecture レクチャー

痛風・偽痛風の超音波診断

谷村一秀

Locomotive Pain Frontier Vol.7 No.2, 14-18, 2018

結晶誘発性関節炎(痛風・偽痛風)は関節およびその周囲組織に結晶沈着物が付着し発症する全身性の炎症性疾患である。最近では簡便かつ非侵襲的な検査法である超音波検査が利用されている。痛風は尿酸ナトリウム結晶が高または等エコーレベルで粒状または結節像として,関節滑膜および周囲の軟部組織に沈着した画像が描出される。偽痛風では結晶は軟骨内に孤立性または粗大な結節状の高エコー像として撮像される。
「KEY WORDS」痛風,偽痛風,尿酸ナトリウム結晶,ピロリン酸カルシウム結晶

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る