座談会(Round Table Discussion)
運動器慢性痛に対するチームアプローチ
―立ち上げと実践,その効果―
掲載誌
Locomotive Pain Frontier
Vol.6 No.1 5-13,
2017
著者名
矢吹省司
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池本竜則
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髙橋直人
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鉄永倫子
記事体裁
抄録
疾患領域
骨・関節
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看護
診療科目
整形外科
/
リハビリテーション科
媒体
Locomotive Pain Frontier
運動器慢性痛の原因および症状は多様であり,また治療の長期化に伴って患者の生活の質(QOL)および日常生活活動(ADL)にも悪影響を与えることから,患者満足度も低くドロップアウトする症例も少なくない。実際,個々の診療科での対応では自ずと限界があり,近年は集学的アプローチが非常に注目されるようになってきた。ただ,チームアプローチを考えている施設は多いと思われるが,実際には問題が多くなかなか立ち上がらないのが実情である。そこで今回は,「運動器慢性痛に対するチームアプローチ」と題して座談会を行い,立ち上げと実践およびその効果などの経験を通して,今後チームによる集学的治療を企画されている医療者の参考に供したいと思う。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。