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心不全における体液管理 厳格な塩分制限を主とする立場から

Fluid Management Renaissance Vol.6 No.2, 87-91, 2016

「はじめに」心不全をきたす原因としては,高血圧,弁膜疾患,虚血性心疾患などさまざまな疾患が挙がる。治療においては症状の緩解に加え,QOL,死亡率を改善することが重要である。主な方法としてNa制限,利尿薬,限外濾過による除水,左室機能障害とその結果生じる呼吸困難や易疲労感に対する血管拡張薬,強心薬などが挙げられる。また,1995年には神経体液性因子を調整することが心不全の罹患率,死亡率の改善につながることが大規模臨床試験で証明された。さらに,最近ではサイトカイン,アポトーシスが心不全の進展・悪化に重要な役割を演じていることが判明し,抗サイトカイン,抗酸化薬が今後有望な心不全薬として注目されている。本稿では,従来より行われてきた塩分制限の重要性について述べる。

※本企画は,正誤の決着をつけることを目的としたものではなく,また執筆者本人の研究・臨床上の立場を示すものではありません。

・厳格な塩分制限を主とする立場から/下田奈央子 ほか
利尿薬治療を主とする立場から/萬代新太郎 ほか

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録