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誌上ディベート

急性心不全の利尿薬治療における一過性の腎機能悪化 論点

増山理

Fluid Management Renaissance Vol.5 No.3, 87, 2015

急性心不全の利尿薬治療の理想は,腎機能を悪化させずに多い尿量を得ることである。しかし,一般的には利尿薬を多く使えば腎機能を悪化させることが知られている。一方,うまく利尿薬を使うことにより静脈圧を低下させれば,腎機能にもよい影響を及ぼす可能性もある。急性期には,少々の腎機能悪化には目をつぶってでも利尿薬を大量に使い,早期の循環血液量の減少・うっ血の解消をめざすほうがよいのだろうか? または,血清Crや腎機能の悪化に注意を払いながら利尿薬を少量めに使うほうがよいのだろうか? 今回は,それぞれの立場から論じていただく。

・論点/増山理
是とする立場から/佐藤幸人
非とする立場から/柴垣有吾

※本企画は,正誤の決着をつけることを目的としたものではなく,また執筆者本人の研究・臨床上の立場を示すものではありません。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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