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Selected Papers(内分泌領域)

バソプレシンV₁a受容体は出血後の全身性高血圧症を介して実験的くも膜下出血後の再出血発生率および予後を決定する

高木潤子

Fluid Management Renaissance Vol.2 No.4, 73-74, 2012

「バソプレシンV1a受容体は出血後の全身性高血圧症を介して実験的くも膜下出血後の再出血発生率および予後を決定する」「要約」くも膜下出血(subarachnoid hemorrhage;SAH)の死亡率は50%以上であり, その多くは発症から48~72時間以内に死亡する. V1受容体を介するバソプレシン(AVP)の血管収縮作用とそれに続いて発症する全身性血圧上昇に関してはいくつかの報告があり, V1受容体と急性期脳外傷の関連が示唆されてきたが, SAH後のV1受容体についての病態生理学的作用はわかっていない. 著者らは, V1受容体について治療的可能性を検討するためにSAHラットを作製して検討した. レーザードプラ流量計で局所脳血流(CBF)のモニタリングを行い, 頭蓋内圧(ICP)をSAH後60分まで脳実質内のマイクロセンサーで測定した. 尾部動脈内挿入カニューレで平均動脈圧(MABP)とガスを測定し, 右頸静脈の挿入カニューレで投薬を行った.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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